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始発がある駅を利用しているので、いつものようにカラの車内へ。 いつもの席へ座り、いつものように携帯を出し、いつものニュースをチェック。 あとは、周りを気にすることなく、目的の駅へ。 いつものこと。 すると、どこからともなく声が聞こえてくる。 「ここ女性専用車両ですけど、、、」 小さめの声のせいか?自分が携帯に夢中のせいか? 一度、顔をあげるが自分のこととは 気づかない。 「ちょっと、女性専用よ!!」 今度は、ハッキリと聞こえる。 でも、その言葉の相手がまさか自分とは思っていない。 「誰だ?」 とぼけた顔で周りを見回す。 すると、前から スペシウム光線なみの強い視線。 目が合ったのは50代のおばさん。 睨みつけられ、自分に向けてアゴをしゃくる。 うん? なに?オレ? 多分、そんな思いを察知したのか? 「ここは女性専用車両よッ!!」と今度は滑舌よく、さらに強い口調で、 またアゴをしゃくる。 そのアゴに誘導されるように視線を移すと、窓に女性専用車両のシール。 マスオさんなみの「えええ〜〜ッ?」 またまた周りを見回すと、たしかに女性だらけ。 始発の電車なので空席はあるが女性しかいない。 男性は自分ひとり。 みんなからの痛い視線を感じる。 いつもと違うのは時間。 アワアワする。 身体をこれ以上にないほど小さくして、立ち上がり、トボトボと隣の車両へ。 うっすら、笑い声も聞こえたりして、、、 攻め込む先を間違え、みっともなく退散する兵士のよう。 そう言えば、聞いたことがある。 早い時間帯の通勤電車には痴漢対策で女性専用車両があると、、、 でも、これって逆差別じゃないのッ!? 散々、男女平等を言ってるわりには、こうゆうところで特別扱い。 ルールに守られているうちは、女性の自立は厳しいし、認めてもらえない。 ここは、男性に混じって、威風堂々と満員電車に乗らなくてワ。 でないと、平等なんて遠い。遠い。 これは同情のなにものでもない!! だいたい50代のおばさんは痴漢なんてされないだろう? いや、されたら少し嬉しいくらいだろッ! って、これは女性から非難ゴーゴー。炎上間違いなし!です。 でも、、、 じゃあ〜 ニューハーフは、どっちなんだ? 乗ってもいいのか? さっきの50代おばさんは、やっぱり「女性専用車両よッ!」と怒るのか? 性別は男性だが、本当に心が女性の人は? なんだっけ、性同一性障害でしたっけ? そういう方は、どっちに乗ればいい? 差別にならないのか? いっけん、賢そうなルールだが、これはこれで女性という大きなくくりでの差別を 押し付けられている気がする。 隣の車両に移り、座るところがなく、うらめしそうに女性専用車両の空席を見て、 そんなことを思う。 「あっちはガラガラなのになぁ〜」 横に立つ、おじいちゃんくらいは優遇してやればいいのに、、、
by tokyo-rextv
| 2014-12-11 00:13
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