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冷戦時代も終わり、第二次世界大戦も風化したせい? たしかに、この映画のような経験豊富なクールな軍曹と、新米ながら修羅場を経験していく うちに成長する青年兵の図式は、すっかり見飽きた感が、、、 戦車部隊をフューチャーし、他と差別化こそしていますが、やっぱり今の時代には マッチしていない。 手垢ベッタベッタ。 戦争の悲惨さも伝わらなくはないが、、、、 だいたい、戦時中に起こるすべての行動と思考は狂気と背中合わせ。 平和ボケした我々には、その決断がチンプンカンプンで、闘う意味すら理解できない。 ある意味、これはイイ傾向。 正しい形かもしれません。 でも、また戦争映画は出てくるのかもしれません。 今ある危機 、イスラム国問題やプーチン強行姿勢を見ていると、そう思い悩みます。 国を守る殺人スーパーヒーローが好まれる時代になるなんて、ゾッとします。 制作側が、ヒーローでなく戦争の悲惨さを訴えているといっても ブラッドピットあたりが国を愛する無骨な軍人を演じてしまうと、それはそれで カッコ良かったりするワケで、、、 イスラム国へ参加してしまう若者達が、そうするように。 プロパガンダにならなければいいのですが、、、 なんて見方をしていたら、てんで面白くない。 だいたい戦車は狭すぎッ。 せめて潜水艦ほどはないと、なんとも動きがない。 ほら「Uボート」なんてドキドキしたイイ映画でした。 真冬の怪談話的で、なんだか「今の気分」じゃない。⑥。。。
by tokyo-rextv
| 2015-03-27 23:32
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