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解説はかなり重要。
もっと言えば、タイトルに食指が湧いたら、帯に注目。 さらに興味深かったら手にとり裏表紙の解説を読んでみる。 そして、気にいれば冒頭の一文をペラペラと。 いつもの購買行動。 本作は? 《このミステリーがすごい第1位》《各界著名人 絶賛の嵐》 帯、合〜格。 裏表紙の解説は? ハードボイルドな雰囲気で、これも興味深く合〜格。 ということで、迷わず買いです。 一見、松田優作をイメージする主人公。 若き日の回想を盛り込みながら、友人の保険金詐欺の真相に迫るハードボイルド ミステリー。 かと思っていましたが、、、、、 読み終わってすっかり騙された。 冒頭から、罠を張っていたとは、、、油断してました。 ミステリーの読者には、気持ちよく騙してくれよ!というタイプと、 ヨシ見破ってやる!の2タイプがいる。 自分は、完全 後者。 これが伏線かッ!? いや、こっちが怪しい!! そんな必死のチャレンジにも関わらずヤラれました。 作者の赴くまま。 帯に書かれた名台詞は伊達じゃなかったワケです。 不可能な成りすましにクエスチョンが浮かびながら、時間に何かあると睨んでいたにも 関わらず、最後の最後でアホな推理を軽〜く越えられた。 全然、松田優作じゃないじゃん!! 田中邦衛じゃん!! 人生って、思いの外 長いのね。 でも、あらためてタイトルを読めば、すでにヒントは、そこにありました。⑥。。。
by tokyo-rextv
| 2015-06-10 00:03
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